こだわりの宿~大分「金門抗。」宿泊記

 オーナーが子供時代を過ごした金鉱山の坑道が名前の由来という、湯布院「金門坑。」。

 広々とした離れと湯布院の街並みを見下ろすメゾネットタイプのテラスハウスからなり、至る所にオーナーの趣味が散りばめられた「こだわりの宿」です。


 三角屋根が目を引く古民家風の本館では、入口の外壁に“守り神”の獅子像が外壁に埋め込まれていました。まるで沖縄のシーサーみたいですね。屋根裏のライブラリーには、装丁のきれいな古書やミニカーのコレクションがびっしり。オーナーは車好きで読書家なのかな?



 今回泊まったのはヴィラタイプの「青」。2LDKの和洋室で、木や紙、石といった自然素材をふんだんに取り入れた温もりのあるお部屋でした。寝心地抜群のベッドには、オリジナルの作務衣が置いてありました。


 お部屋のお風呂はもちろんかけ流し。窓を開けて温泉につかると、敷地を取り囲むクヌギの森と竹林の自然を独占したような気分になれました。


 部屋の戸棚には、おしゃれな香水の瓶がずらり。聞けばオーナーのコレクションとか。なかなか多趣味な方のようです。


 食事は敷地の中央にあるレストラン棟で。広々とした個性的なじゅうたんが敷かれたお部屋でいただきました。


 大分牛のステーキなど、地元の食材をふんだんに使った、食欲をそそられるカラフルなお料理でした。
運ばれてくるタイミングも丁度いい。接客もつかずはなれず、とても心地よいおもてなしでした。


 お部屋のお風呂のほかに、開放的な貸切の露天風呂が3か所。すべて造りが違うので、全部入りたくなります…
星を見上げながらの入浴は、至福のひとときでした。


 小さな村をイメージしというだけに、アットホームで落ち着きのある宿でした。ペットと一緒に宿泊できることでも有名ですので、次は愛犬のマルプーを連れて来たいと思います。

 



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